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雨の日の夕方に遭遇

みなさん、こんにちは。

先日小雨の降る中、海沿いの田舎道を車で走っていたところ、視界の端に何か生き物のような影が通り過ぎたような気が...

車を止めて後方を確認してみるとそこにはなんと...

白鳥が2羽!!

車から降りて近づいてみるとさすがにゆっくり逃げていくようでしたが、間近でみる白鳥は思いのほか大きくて迫力がありました。

ただそんな感動もそこそこに、「なんで今の時期に白鳥がいるんだろう?」と疑問に。

と言うのも、みなさんご存じの通り白鳥は渡り鳥なので、寒い季節に日本に飛来し暖かくなるとまた別の寒い地域に飛んでいくのが一般的です。

私たちの住んでいるところは東北地方の更に海沿いの地域とは言え、この時期にまだ白鳥がいるのはなかなか珍しいことなのです。

元気そうな見た目ではありましたが、少し心配になったので念のため県のホームページから野鳥保護に関する問合せ先に連絡したところ、

「日本に飛来してくる白鳥の中には怪我をして飛び立てなかったり、単に居心地が良くて居ついたりなど様々な理由でその場に留まる個体が一定数いる」

「特に怪我をしている状態でなければそっと見守ってあげてください」

とのことでした。

 

後日談になりますが、実はあの白鳥たち少し前に話題になっていたようで、はじめは群れで飛来していたのですが、飛び立つ時期になった頃に1羽が怪我をして残っているともう1羽が戻ってきて、それから2羽で一緒にいるみたいです。

身体の大きさが一回りくらい違うので親子なのか、つがいなのか、お友達なのか詳細はわかりませんが、野生の生き物にも何か絆のようなものが存在しているんだなと感じました。

今度また近くに行く機会があったらそっと様子を見に行ってみようと思います。


Writer:管理課 T.S.

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